津軽海峡龍飛館→八幡平風の通り道(その1)

四代名人鹿内一生作
四代名人鹿内一生作
岩木山(津軽富士)が綺麗!
岩木山(津軽富士)が綺麗!
棟方志功記念館にあった、氏のスタンウェイピアノ
棟方志功記念館にあった、氏のスタンウェイピアノ
ねぶた館「ラッセラ」の通路
ねぶた館「ラッセラ」の通路

 8月14日から17日まで、八幡平高原のギャラリーぼんと「風の通り道」に出かけて来ました。

 「風の通り道」に行く前に、今年は「津軽」の雰囲気を味わいます。

 青森市で棟方志功記念館、ねぶた会館「ラッセラ」を見てから、JR津軽線に沿って「本州の袋小路」と太宰治が称した龍飛岬に向かいました。 

 陸奥湾を見下ろす蟹田の丘の上にも太宰の文学碑がありました。

 太宰の文学碑は、どれも魅力的なロケーションに立っていますね。

三厩に続く津軽鉄道
三厩に続く津軽鉄道
奥内駅 蟹田行きの電車
奥内駅 蟹田行きの電車

陸奥湾越しに臨む下北半島とトンボ
陸奥湾越しに臨む下北半島とトンボ
蟹田の丘に立つ碑「彼は何よりも人をよろこばせることが好きであった」
蟹田の丘に立つ碑「彼は何よりも人をよろこばせることが好きであった」
昭和十九年、太宰治と友人N君は、奥谷旅館のこの部屋で酒を酌み交わしました
昭和十九年、太宰治と友人N君は、奥谷旅館のこの部屋で酒を酌み交わしました

車で渡れる帯島の向こうには津軽海峡。対岸は北海道福島町
車で渡れる帯島の向こうには津軽海峡。対岸は北海道福島町
工藤館長、牧野さんと(前日は大宮さんも案内してくれました)
工藤館長、牧野さんと(前日は大宮さんも案内してくれました)

 「旧・奥谷旅館」は、十年ほど前に寄付され、龍飛岬観光案内所「龍飛館」として公開されていました。Miyukiさんは太宰治が座ったであろう席に、Takanoは「N君」が座したであろう席で写真を撮っていただきました。

 受付カウンターには、館のスタッフ三名のイラストがあって、そっくり!牧野さんの作品だそうです。よく「手作り感あふれる…」と表現しますが、「こりゃプロもびっくりの作品」でしたねぇ。「竜飛岬イラスト観光地図byMakino」が登場する日も遠くないのではないかと、期待してしまいます。

意外に近い北海道(天気が良くてラッキー!)
意外に近い北海道(天気が良くてラッキー!)

 津軽海峡と言えば「津軽海峡冬景色」。なぜか演歌に歌われる風景には、冬が多い。

 龍飛岬は他の景勝地と違って、バイクのライダーが多いですねぇ。

 

 竜飛崎温泉は、青函トンネルの掘削中に湧出したのだそうです。ナトリウム、カリウム塩系のさらりとした泉質。津軽海峡と下北半島を眺めながらゆったり、のんびり。

お約束の「津軽海峡冬景色」の碑
お約束の「津軽海峡冬景色」の碑
翌朝は、朝焼け…曇りから雨になりました
翌朝は、朝焼け…曇りから雨になりました

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コメント: 2
  • #1

    龍飛館 (火曜日, 19 8月 2014 15:50)

    Takano&Miyuki様
    先日はご来館&ステキな演奏をありがとうございました。
    下記URLにてブログをUPさせて頂きました。
    http://ameblo.jp/tappikankou/entry-11912138630.html
    (太宰の部屋でのお写真を転載させて頂きましたが大丈夫でしょうか・・・)

    また、こちらのブログでも龍飛館をご紹介いただきありがとうございます。
    龍飛を満喫していただけたようで、嬉しく思います♪
    より多くの方におふたりの演奏を聴いていただけますように・・・☆ミ

    ありがとうございました♪

  • #2

    Takano (金曜日, 29 8月 2014 05:01)

    龍飛館の館長工藤さま、大宮様、牧野様、たいへんお世話になりました。
    ご多分に漏れず、太宰治の「津軽」を読んで”旧友との交流の地”龍飛崎に憧れ、また、映画「砂の器」で映し出された凍てつく洞門を見たい、と訪れた龍飛岬でしたが、貴館の皆様のお蔭で「暗く、寒く、しかし懐かしい」という岬のイメージが「北海道を間近に望み、海も景色も綺麗な、別の季節にも訪ねてみたいところ」に変わりました。
    親切な説明と、暖かいご配慮、ありがとうございました。
    もう少し時間に余裕をもってお伺いして、いつかTakano&Miyukiとして演奏させていただこう、と秘かに考えております♪