新潟ジャズストリート、行ってきました♪

新潟Jazz Street in Dr.可児
新潟Jazz Street in Dr.可児
葉っぱの岩鬼!
葉っぱの岩鬼!

TakanoもMiyukiも新潟市は初めて。雨の土曜日、一方通行の道路に迷って大笑いしながらも、なんとか古町通りに到着。まずはジャズ喫茶SWANの和田さんにごあいさつ。ぐるぐる回って14日に演奏させていただく「本町通八」、「ドクター可児」さんにもごあいさつ♪

音楽文化会館で演奏予定のグループの方が体調を崩されたとのことでピンチヒッターとして会場入り。

まだ時間があったので、再び古町通へ。(T)

 


天才ピアニスト、殿馬
天才ピアニスト、殿馬

石巻市なら石ノ森庄太郎氏、境港市なら水木しげる氏。

新潟と言えば明訓高校野球部「ドカベン」でお馴染みの水島信二氏!

新潟市の古町通りでは山田太郎、殿馬、岩鬼…。明訓高校野球部のスター選手が揃ってお出迎えです。

ドカベンのブロンズ像の隣も新潟JSのステージになっていましたよ。

音楽文化会館13練にかけつけてくれた高橋先生も「新潟明訓高校時」の先生で…!?

そして、ドカベンこと山田太郎!
そして、ドカベンこと山田太郎!

なんだか、現実の世界とかつてのコミックスの世界がごっちゃになったような、不思議な気分でした。

和菓子好きのTakanoにとっては天国のような古町近辺。いくつものお菓子屋さんが並んでいました。もっと時間をたっぷり取って、歩いて見たい通りでした。

上の写真のカステラ屋さんの並びに「佐藤ハガキ店」があって、Miyukiさんは封筒を、Takanoは「万代橋の写真ハガキ」をお譲りいただきました。

食事の後で
食事の後で

初日、音楽文化会館13練の演奏を終えて、高橋先生の案内で夕食に向かいました。
「街」からちょっとだけ移動すると、そこはもう「港町・新潟」。海鮮料理はもちろん、米どころ越後のお米&お酒!!

越後の米作りは、瀬戸内海から静岡へと広がった道とは別ルート、日本海沿岸を東へと伝わった「出雲系」のルートなんだろうな、などと思いを馳せ、先人に感謝しつつおいしくいただきました。

入場を待つミュシャ展の列!
入場を待つミュシャ展の列!

今回の新潟入りには目的が三つありました。

 

① ミュシャ展を観る。

② 吉田千秋さんの資料を見たい。

③ ドクター・可児の大時計を見たい。


14日の午前、ミュシャ展に行きました。

ミュシャの芸術に対する姿勢には、うたれます。

「芸術のための芸術ではなく、時代に影響されることのない普遍的な美を表現すること…」。「作品が高価な1点ものではなく、(印刷により)量産されることによって一般家庭の壁を飾り、生活に潤いをあたえることができる…」

 

 

ピア万代ポップスステージから
ピア万代ポップスステージから

憧れのミュシャの世界に浸った後、昨晩高橋先生に案内されたピア万代へ…。

ピア万代では、缶ビール片手に主催者の方が、「新潟ジャズストリートに対抗して始めたんですよ(笑)」という万代ポップス・ステージが始まっていました。

「舘恭介とトラッドソウル」の(ビシッとしながらもブルースの緩さがあって、心地よい)演奏を聴きながら、ウニ・カニ丼&ホタテ・しゃけ・イクラ丼、頂きました。岩ガキもおいしいこと、おいしいこと!Takanoは、牡蠣、大好きです(T_T)

さぁて、次は古町で自分たちの演奏!

 

無粋なスピーカーをちょっとずらして…
無粋なスピーカーをちょっとずらして…

14日午後には、今回の目標③!Dr.可児さんの大時計の前で演奏することができました。

 

ドイツから新潟まで海を越えてやって来て、ずっと時を刻み続けてきた大時計。

思っていたよりもシンプルで、でもその重みをなんとなく感じることが出来た気がします。

演奏後、お食事も用意していただけたのに、残念ながら次の演奏に向かうため大急ぎでの移動。

またの機会にゆっくりと椅子に座らせていただこうと思います。

夜は本町に移動して「本町通八」での演奏。
「本町通八」をHPで探しても、うどん屋さん?、喫茶店?よくわからなかったのですが、伺ってみれば明るい雰囲気のスッキリとしたミュージック&カフェのお店で、ほっとしました。

新潟ジャズストリートには初めての参加されたそうで、3階には新たにminiスタジオも出来て、Miyukiさんは気さくなマスターに案内していただいたようです。

 

千秋氏愛用のアコーディオン(ドイツ製)
千秋氏愛用のアコーディオン(ドイツ製)

「琵琶湖周航の歌」は、長野県岡谷市出身の小口太郎氏(miyukiさんの大先輩)作詞、新潟県大鹿出身の吉田千秋氏の作曲です。二人とも二十代半ばで世を去ってしまいました。

吉田東伍氏の二男だった千秋氏の記録が、阿賀野市安田の吉田東伍記念館にありました。

氏の使われたドイツのアコーディオン、ひつじ草の譜面、写真など。資料はどれ一つを取っても重みのあるものでした。偶然とはいえ、「琵琶湖周航の歌」に結ばれたお二人の「若き熱き思い」に触れて感無量。

かつて諏訪湖畔で小口太郎さん(銅像)に会い、今回は新潟で吉田千秋さんの世界を垣間見ることができました。憧れの三地点…残すは10月の「琵琶湖」のみ!!

「新潟 Jass Streeet」での3ステージを無事終えた福島への帰路。「真摯な気持ちで、音楽に向き合おう」と再確認したひと時でした。

 

吉田千秋氏の生家
吉田千秋氏の生家